野生動物とペットの違い
戸隠には野生動物がたくさん生息しています。
熊、鹿、猪、猿、たぬき、きつね、きじ、へび。鳥や昆虫も入れたら数えきれないくらいです。人間よりも数が多いんでしょうね。
以前住んでいたところでも、都心から少し離れたベッドタウンとはいえ、カラスやカルガモの他、タヌキまでいました。
その頃の夏の暑い夜、ウチの犬を気分転換に庭に放したら、しばらくすると悲痛な鳴き声が!
慌てて庭を見ると、小さな動物に追いまわされ逃げまどっています。
「猫に追いかけられて泣き叫んでる」と思ってよく見ると、ハクビシン!!
慌てて家の中に犬を入れましたが、後を追いかけて明かりに照らされたハクビシンは、大きな口を開けて威嚇していました。
間近で見た野生の動物のすごい迫力。20kgある犬でもかないません。
野生動物は迫力が違います。
でも戸隠に引っ越してからは、犬も強くなりましたが。
一方的な関係ではなく、互いに影響し合う仲
私はそれまで動物といったら、ペットを想像していました。
でもよく考えてみると、地球上にいる動物の中で人間と共存しているペットの数の方が少ないんですよね。
ペットとして私たちと一緒に暮らす動物は稀で、ましてや我が家に来るというのは深い縁があるのではないでしょうか。
「赤ちゃんは両親を選んで生まれてくる」というのを聞いたことはないですか?
ペットとして家にやってくる動物も、同じなのかもしれません。
ご縁があって迎えた子は、人間と一緒に何かをやりたい、役に立ちたいと思っているのかもしれません。
可愛いとか癒される対象だけではなく、何かを飼い主さんと一緒に行動したいと思っていて、それが何かを人間が分かってあげると、より絆が深まりますね。
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