お互いの学びのため
色々な理由でペットを家に迎えます。
動物を飼いたいと思い、その子を選んだのは飼い主さんですが、目に見えないもっと深いご縁があってやってきているんです。
これまでのアニマルコミュニケーションの経験でわかったことは、ペットの方でもこの家が良い!と選んでいるんですよ。
その子と家族、もしくは家族の誰かと何かを学ぶためや一緒に経験する、または何かの課題を克服するためにやってきています。
お互いに幸せになるため、その家にやってくるんです。
共に暮らすことで、愛おしく感じ、なくてはならない家族になります。
時には旅行で楽しい体験をしたり、時には心のすれ違いがあって、嫌な感情も出てくるかもしれません。
毎日の生活の中で自分で考え、感じて、お互いをもっとよく知り、段々と関係性も変化していきます。
一見すると大変な状況だとしても、それは何かを学ぶため、幸せになるためのステップです。
その過程で起こる乗り越えなければならない壁があるだけです。
動物も同じです。
お留守番の寂しさがあるから一緒にいる喜びが湧く
一人でお留守番をしている時の寂しさを知るから、帰ってきた時のうれしさを感じ、家族と一緒にいる喜びを味わいます。
この世に生まれて、あなたの家に迎えられて
ペットとして生活するということは、人と関わって何かを経験し、学ぶためにきています。
そうでなければ動物も人と暮らさずに、野良であったり、カラスやキツネで生まれてくるし、
人間に会いたくなければクジラやライオンに生まれてくるでしょう。
一方で人間の学びもあります。
子供のいる家庭でペットを飼うと、動物との触れ合いから共感力がアップし、情緒が安定して思いやりの心が生まれる効果があります。
友だちと喧嘩をしたり、悲しいことがあっても、寄り添ってくれる動物がいるだけで心の傷が癒えます。
子供だけではなく大人でも、愛情を注げる相手がいることは心の拠り所となりますよね。
人も動物も、一緒に暮らすことで、何らかの学びがあります。
完璧なら生まれてくる必要がないですよね。いつも人生が順調に進んで、悩みも全くない毎日では、いずれそれにも飽きてしまうものです。
それは人間側の学びであったり、動物側での学びもあります。
ペットがその家にやってくるのには、それまでの日常や家族の関係に変化が生じます。
ペットが来ただけで静かな水面のような日常に、石が投げ入れられたような波紋が広がります。
急に賑やかになったり、動物を通して会話が増えてきます。
でも良い影響だけではありません。時には家族みんなの学びが目的のこともあります。
動物の困り事があったら、みんなで解決できるのか、隠れていた家族間の問題が浮き彫りになってきます。
例えば看病でたいへんな苦労するとか、どこまで治療を続けるか決断を迫られるとか、ペットの問題行動に悩まされるとか、そんなときに、家族の考えが違うと揉めますよね。
動物の方でも人と暮らすためにルールを守って、全てが自分の思い通りにならない、我慢を学ぶことかもしれません。それを乗り越えられるかが問われているんです。
たとえ乗り越えられなくても、そこから得られるものがあります。失敗から得られるものがあり、次に同じ失敗を繰り返さなければいいんです。
でもそんなに大袈裟に考えないでください。大多数の人は動物と、どうしてご縁したのか知らずに毎日を過ごしています。
それでも大丈夫です。
ただペットがどんなご縁があって、我が家にやってきたのかを知ると、幸福度は確実に高くなります。
毎日を流されて生きるのではなく、幸せな人は自分が何が好きで、どういう人生を送りたいのか、自分の軸をもって生きているんです。
あなたの幸せには動物が関係している
動物にご縁のある人というのは、きっと人生の目的、幸せにつながることに、動物が関係しています。
私の動物への想いは、動物嫌いの一部の人を除いて、みんなも同じなのだと思っていました。でも人に言われて、自分はその気持ちが強いのだと気づいたんです。
友人たちと沖縄旅行したとき、広大な海を眺めようと岬へ向かいました。みんなは目の前に広がる海に感動しているのに、私だけ下を向いて岩と岩のすき間に咲いている草花に感動し、海鳥ばかり探していました。
またある時には、空港の窓から外を眺めて、他の人は飛行機が飛び立ったり降りてくるのを見ているのに、私は窓ガラスの近くにくる鳥のことばかり見てました。
同じ景色を見ても、注目するところが違う。関心が向いている方向が違うんです。
私は動物が人一倍好きなんだ!!
それに気づいて、みんなと同じように会社に行って働く、そんな日常に流されて過ごすのを止めました。
だいぶ時間はかかりましたが、アニマルコミュニケーションを勉強して、今ではコミュニケーターの仕事をしています。
好きなことだから
自分が何が好きで何をしたいのかを、意識して考えるだけでも違ってきます。
我が家が今まで迎えた子たちは、ある子は一人っ子の息子の兄弟として、仕事ばかりの私に何が本当に大切なのかを教えるために、ある子はアニマルコミュニケーターのキッカケを作るために我が家にやってきました。
今の犬のラン丸は長野へ移住して、新生活を一緒に築くため、猫のコナツは感情を抑え込まないで、ありのままで良いんだということを教えてくれています。
あなたのペットはどんなご縁があって、やってきたと思いますか?
想像してみてください
それを知る方法にアニマルコミュニケーションがあります。
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