地域活動

なぜ地域活動をするのか

母の出身は福島県です。爆発事故を起こした原発から数キロ離れたところに従妹が家族と住んでいました。東日本大震災の日、保育園へ子供をお迎えに行った帰り道で地震にあい、それから一度も帰れませんでした。
原発事故で故郷が廃墟となっても、先祖伝来の土地を捨てて他の土地へは移れません。
人間は時に自然を破壊して自分たちの住む場所をなくしてから後悔します。福島と同じことが他の地域で起こらない保証はありません。
この戸隠を、あの立ち入り制限のゴーストタウンのようにしたくない! 大企業や国に依存せず、自分たちが住む場所は自分たちで守る! そんな想いから、戸隠の地域活動に参加しています。

こんなことをしています

荒廃農地の復活プロジェクト

私の住んでいる周辺の農地も高齢化で、耕す人がいなくなり荒れてきています。雑草や木が生い茂った場所には動物が住み着き、残っている田畑を荒らしています。
先人から受け継いだ農地、伝統文化、暮らし、そして戸隠という地を後世に繫ぐため、土地の人と協力して戸隠地域づくり協議会を立ち上げました。荒廃した農地の復活のため、まずは大豆をまき、味噌を作ります。今後は農産物を作り、加工販売する予定です。

移住コーディネーター

戸隠は1000年以上前から人が住み、伝統文化を繋いでいる土地です。この集落でも毎年村祭りを大切にし、都会では味わえない四季折々の自然に沿った生活を送っています。高齢化が進み、若い人は都会に出て空き家が多くなっていますが、そんな中でも移住希望者が増えてきています。私も地元の人のサポートがあって、ここに住むことが出来ました。観光に訪れる旅人から歴史を後世へ引き継ぐ担い手となる人を増やしていきます。

私には夢があります

都会では何でもすぐに手に入ります。でもその一方で、自覚なく大量生産大量消費をしています。
もしかしたら本当は自分に必要ないものまで買って、いらなくなったらスグに捨て、また新しいものを買ってしまっているかもしれません。快適な生活をするのに、それ程の多くの物はいりません。
私は、心を落ち着けて本来の自分は何を望んでいるのかを気づき、一つ一つを吟味して必要なものを大切にする、そういう考えの人達を増やしたいと思っています。
昔からの日本人の精神性を尊重しながら、現代の技術を使って豊かな暮らしを実現する、それが私の夢です。