世界的にミツバチが減少しているのを知っていますか?

里山暮らし

蜂がいない世界になる?!

ここ戸隠にはご近所に養蜂家の方がいて、カフェでもその蕎麦のハチミツを使っています。そば畑や家の庭の花にはミツバチの他クマバチもやってきて、花から花へと忙しく飛び回る姿を見ると、ほっこりしますね。

以前住んでいた埼玉では家の周りでもミツバチが飛んでいたのですが、もう見かけることができません。それに群馬の知人が趣味で蜂を飼っていましたが、蜂が少なくなったので10年以上前にはやめてしまいました。

一晩で巣箱に大量のミツバチの死骸が見つかる。その現象ことを「ホーグン崩壊症候群」というそうです。

専門家の間では、あと100年で地球上からミツバチは絶滅してしまうと予測が出ています。もしかしたら予測よりも早いかもしれません。ミツバチが絶滅したら、どうなるのでしょう?ハチミツや味しいスウィーツ、料理が食べられなくなってしまいます。

自然の循環サイクルが変わってきている

それだけではありません。

リンゴやイチゴ、メロン、ブドウなどの果物、それに農作物など全体の70%は、ミツバチが飛び交って受粉されています。受粉ができるのはミツバチだけではないけれど、その割合はミツバチとは比べものになりません。

農家だけでなく、個人の家庭菜園や庭に植えてある植物にも影響が出てきます。全ての食べ物がなくなるわけではないですが、種類や量が減り、それによって料理のレパートリーも少なくなってしまいます。

ただお腹を満たす、栄養を摂るだけの食事では、楽しみがなくなってしまいます。毎日の食事はサプリメントだけなんて、想像しただけで恐ろしい。。。
それに牛のエサであるトウモロコシや小麦、大豆がなくなれば、乳製品や牛肉も食べられなくなります。

原因の一つとしてネオニコチノイド系農薬が影響しているといわれ、EUや他の国では使用を禁止しています。他にミツバチ特有の病気も考えられ、世界で研究されていますが、まだハッキリした原因が分かっていません。

日本や他の国でも養蜂家はハチミツを生産だけではなく、受粉のため農家にミツバチを貸し出して生計を立てているそうです。世界中で養蜂家がいます。それぞれの環境に適応した種類のミツバチを飼い、冬に耐えた強いミツバチが残って次の世代に移り変わる、それは自然の摂理に沿ったものでした。

だから自然の力でミツバチは病気にも耐性がついてきていました。

その一方で、アメリカのカルフォルニアでは世界中のセイヨウミツバチの半分を使用していて、貸し出すための大きなビジネスがあります。見渡す限りアーモンド畑があり、貸し出されたミツバチはたった1種類の蜜や花粉しか食べられません。そして、そこの仕事が終わったらトラックに載せて、今度は東海岸まで移動して、リンゴ農園での仕事です。何千キロもの移動で環境が一変してしまいます。

これでは時間をかけて環境に慣れることや、病気の耐性をつけることはできません。病気で弱ってしまいます。それじゃあ病気を抑えるために薬を使うの?
自然に干渉するのはとても危険です。

自然との共存共栄

そろそろ私たちは経済や効率を優先する生き方から、自然の摂理を守り、共存していく生き方に気づくときです。

野生の蜂がいなくなったら、自然に生えている草花や樹木が少なくなり、そこで暮らすリスやサルやクマも、いずれはいなくなるんです。多様な種類があるのが自然です。

人間が自然に干渉し過ぎるのは危険です。

では、私たちが今すぐにできることは、なんでしょうか。

自然に目を向けて五感を使うこと
庭に花を植えること
できるだけ除草剤を使わない(知らずにネオニコチノイド系の薬剤を使っています)
自然由来のものや合成物質が入っていないものを選んで買う

解決を国や企業だけに任せて「大変だ」というだけでなく、気づいたら少しでも行動していく。声高に「国が悪い」「企業が悪い」と言っているだけでは解決しません。

小さなことでも私たち一人一人が行動すれば、大きな力になっていく。そう思いませんか?

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